学校長挨拶

 本校は、昭和31年に旭川南学園旭川南高校として開校以来、今年で70周年を迎えます。それ以後、様々な変遷を経て現在の総合学科としてその道を歩んでおり、これまで多くの優れた人材を我が国のみならず世界に輩出してきました。学校標語である“Only one”には、一人ひとりの生徒が自らの未来を真摯に考え、多様な選択肢の中から自分にもっともふさわしい道を選び取ることで、唯一無二の自分を築き上げていくという強い願いが込められています。そして、何ものにも代えがたい自信と誇りを胸に、社会へと羽ばたいていって欲しいというメッセージが込められています。本校生徒は、創造性や主体性、協働性を培うべく自らの可能性を広げ人間性を高めるために、日々努力を重ねています。

本校では平成21年度の総合学科の開校以来、「都市型進学型総合学科」として地域の大学や専門学校等との連携を強化し、あわせて進路指導の充実を図ることでその具現化に努めてまいりました。今年度はこれまで以上に総合学科の良さを認識し、生徒がさらに自己を高めていくことができるよう、また、本校の目指す学校像である「生徒が通いたいと思う学校、保護者が通わせたいと思う学校、地域から信頼され応援される学校」であり続けられるよう、教職員一丸となって教育活動の推進に努めていく所存です。変わらぬ御支援と御協力をお願い申し上げます。

 

令和7年4月1日

北海道旭川南高等学校長 大谷 健介